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カルバートCULVERT

テクスパン工法
【NETIS】CB-980117-V 
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施工時の曲げモーメントを低減するヒンジアーチ構造 で薄い部材で大スパンが可能
テクスパン工法は、アーチ構造物を3ヒンジで構築 する工法であり、短スパン(通常20m以下)橋梁や現場打ちボックスカルバートに代わるアーチ構造物です。アーチ部材を左右交互に組み立てることによってアーチを形成するため、迅速かつ安全に施工が可能です。立体交差化の工事への使用においては交通遮断を最短期間に抑えることができます。また、水路トンネルの場合にはアーチ部材は側面から仮設が可能なため、河川を迂回することなく施工できます。
アーチ部材の曲線形状は、懸垂曲線(フニクラー・カーブ)と呼ばれる形状で現場の仕様を満たし、曲げモーメントを最小化する最適曲線はアーチ部材の厚さを最小限にし、部材コストも抑えます。設計時には、テールアルメ社によって開発された有限要素解析プログラムを用いて盛土施工時から完成時までのアーチ部材、アーチ周辺の盛土および基礎地盤の応力状態を評価します。また、テールアルメ(補強土壁)工法の技術を用いてウィング、頂部壁を設計するため土工量を最小限にしトータルコストを削減するとともに、美観上も優れた構造物を提供可能です。
特長
1.優れた経済性
従来のRC橋梁・鋼製橋梁の代わりにテクスパン工法を適用することで、大幅なコスト削減に貢献します。
2.大幅な工期短縮
アーチ部材の架設は1日あたり約10m。現場打ちカルバート工比べ工期を大幅に短縮できます。
3.簡単な施工
1対の部材を交互に架設するだけのため、特殊技術や熟練工は不要です。
4.美しいデザイン
アーチ曲線の造形美が周辺環境に調和します。
5.高土被り対応
特有のアーチ形状により、薄い部材(40cm)でも30mの土被りに対応できます。また、20mの大スパンを可能にし、様々な内空断面を実現しています。
施工事例