型枠をプレキャスト化し工期短縮、安全性、施工性、省資源化を実現
震災で崩壊した岸壁の復旧工事では、①工期短縮、②施工性、③安全性が求められます。潜水士の施工の容易さ、波力の検討等、改良を重ねて開発されたのが残置型枠ブロックです。様々な岸壁復旧工事において「腹付け工」のプレキャスト化を実現しました。
特長
1.様々な岸壁に対応
方塊ブロック式、ケーソン式、セルラーブロック式、L型ブロック式、重力式など、幅広い工法の岸壁に対応できます。
2.工期短縮
プレキャスト化で連続施工が可能となり、大幅な工期短縮を実現しました。
3.潜水作業削減
機械化施工のため潜水作業を大幅に削減。シケによる型枠崩壊事故の危険が改善できます。
4.耐久性・耐摩耗性
工場製品であるため、腹付け工表層部を高強度で緻密な高品質コンクリートとすることができ、耐久性、耐摩耗性が向上。
5.省資源化
大型壁型枠工法を使用せず、型枠廃材を削減。省資源化が図れます。